展示の紹介

平成24年度特別展「今だって氷河時代~埼玉からさぐる気候変動~」


サムネイル:平成24年度特別展「今だって氷河時代~埼玉からさぐる気候変動~」

 氷河時代ってずいぶん昔のこと?夏の熊谷は猛暑続きで暑いじゃない?いえいえ、今だって私たちは氷河時代のまっただ中にいるのです。
 約260万年前の第四紀のはじまり以降、地球は特に寒い「氷期」と、比較的暖かい「間氷期」とを数万年周期で繰り返してきました。この気候変動の痕跡は、実は私たちの身の回りにたくさんあるのです。
 展示では、氷河時代の特徴のひとつであるダイナミックな氷河や、氷期と間氷期を特徴づける動植物、現在の埼玉県に見られる氷河時代の証拠について紹介します。

  • 期間:2012年7月14日(土)~9月2日(日)
  • 場所:川の博物館 第二展示室


カナディアンロッキー ■展示のみどころ■

第1章 今だって氷河時代
・氷河時代ってなに?
・氷河が生み出す地形
・氷河の氷が残す記録
 日本初の氷河と認定された立山山系の地形模型や氷体模型を展示し、氷河が生み出す地形や景観を紹介します。また、氷河の氷から得られる地球環境の情報などについて紹介します。

▲写真:カナディアンロッキーの氷河

第2章 氷河時代をさぐる ナウマンゾウ臼歯化石
・氷期の動植物(マンモス化石、ムースの剥製、寒さに強い植物など)
・間氷期の動植物(ワニ、カメ、温帯にすむゾウの化石など)
 氷河時代の日本列島に見られる動植物の標本から、氷河時代がどんな自然環境だったのかをさぐります。


第3章 埼玉でも氷河時代 
・埼玉県のナウマンゾウ化石
・氷期からの生き残り(ムサシトミヨなど)
・埼玉県の大地の形成
・埼玉県南部に広がる縄文時代の貝塚

▲写真:ナウマンゾウ臼歯化石(産地:寄居町)
(所蔵:埼玉県立自然の博物館)

■関連イベント■

三ノ窓雪渓 講演会「現存する日本の氷河 北アルプス立山連峰」
日時:2012年8月19日(日) 13:30~15:00
場所:川の博物館 ふれあいホール
講師:福井 幸太郎氏(立山カルデラ砂防博物館 学芸員)
内容:今年、立山連峰にある3つの雪渓が、立山カルデラ砂防博物館
    の調査により、日本で初めて現存する「氷河」であると学術的に
    認められました。なぜ立山連峰には氷河があるのか、どのような
    観測を行ったのかなどについてお話します。
定員:80名
費用:無料
予約:要申込(一か月前より受け付けます)

▲写真:立山の氷河(三ノ窓雪渓)
*たくさんのお申し込みとご参加をいただきありがとうございました。     (写真提供:立山カルデラ砂防博物館)


ミニイベント「氷河時代ワークショップ」 (当日参加OK!)
日時:展示期間中の毎週土曜日 13:30~15:00
内容:週替わりで、南極探検隊の防寒着試着(7/14,8/4)、すごろく(7/21,8/11)、
    南極大陸立体視(8/18)、マンモスのポップアップカードつくり(7/28,8/25)、
    南極の氷を見てみよう(9/1)を楽しめるイベントです。
    

体験イベント「旧石器人の家づくりをしよう」
日時:7月29日(日)と8月4日(土) 10:00~11:30
内容:みんなで協力して、丸太と鹿の皮を使ったお家をつくります。
定員:各回15名
費用:100円(保険料)
予約:要申込(各回、一か月前より受け付けます)
     *たくさんのお申し込みとご参加をいただきありがとうございました。

■共催■
日本第四紀学会2012年大会 : 詳しくは こちらをご覧下さい。

■後援■
国立極地研究所、日本第四紀学会

■協力■ (敬称略・順不同)
岩宿博物館、(独)宇宙航空研究開発機構、熊谷市、群馬県立自然史博物館、国立極地研究所、埼玉県環境科学国際センター、(公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団、埼玉県立さきたま史跡の博物館、佐野市葛生化石館、立山カルデラ砂防博物館、地底の森ミュージアム、東京農工大学土壌学研究室、野尻湖ナウマンゾウ博物館、蓮田市郷土資料館、立正大学、伊ヶ崎健大、石井徹尚、稲田晃、金澤光、渋谷圭一郎、白尾元理、照井滋晴、中島啓治、福岡孝昭