展示の紹介

【終了しました】平成29年度特別展「神になったオオカミ~秩父山地のオオカミとお犬様信仰~」


サムネイル:【終了しました】平成29年度特別展「神になったオオカミ~秩父山地のオオカミとお犬様信仰~」




左写真:三峯神社 拝殿
     (埼玉県 秩父市 三峰)

  • 期間:2017年7月15日(土)~9月3日(日)
  • 場所:本館第2展示室、第1展示室 スロープコーナー

■開催趣旨■
 日本国内では明治末期に絶滅したとされるオオカミですが、埼玉の母なる川、
荒川上流に広がる秩父山地もまた、かつてオオカミの生息地でした。

 この秩父山地一帯には「お犬様」と称してオオカミをまつっている神社が多数あり、
全国的にも特異な状況を示しています。江戸時代に始まったとされるお犬様信仰は、
関東甲信地方へ広がりをみせ、その信仰は現在もなお続いています。
そのためこの地域では、現在も毛皮や頭骨を保存している家が何軒もあり、オオカミに
まつわる伝承や伝説も各地で聞くことができます。

 本特別展では、動物としてのオオカミとともに、神として崇められたオオカミを
取り上げ、秩父山地における人と動物との関わりに触れてみたいと考えています。
実際の生態から見えてくるオオカミ像や、多くの人々が頭に思い浮かべる、物語に
登場するようなオオカミ像、そして神として崇められるようになったオオカミ像。
この展示が、オオカミの実像を知っていただくきっかけに、そしてオオカミの魅力の
再発見につながっていただければ幸いです。


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▲写真:石間城峯神社(秩父市)の狼像

■展示構成■

 ○第1章 オオカミの絶滅
 ○第2章 遺されたオオカミ
 ○第3章 描かれたオオカミ
  <コラム> オオカミは生きている?
  <コラム> オオカミの復活・再導入
 ○第4章 オオカミは神様だった
 ○第5章 狼の昔話 (第一展示室・スロープ展示)

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▲写真:ニホンオオカミ頭骨(長瀞町 個人蔵)

■ニホンオオカミ剥製の展示■

会期中に、日本国内で3体のみ確認されている、
ニホンオオカミの剥製(和歌山大学教育学部蔵)が展示されます。
展示期間は7月22日(土)~8月20日(日)までとなります。
ご了承下さい。

■関連イベント■

Ⅰウッドクラフト「オオカミを作ろう」
  開催日時:平成29年7月29日(土)13:00~16:00
  講師:西岡 忠司 氏(深谷市 工房西岡)

Ⅱ講演会「ニホンオオカミと三峯」
  開催日時:平成29年8月6日(日)13:30~15:00
  講師:山口 民弥 氏(秩父宮記念三峰山博物館 名誉館長)

※その他関連イベントも開催予定です。ご期待ください。