展示の紹介

春期企画展「世界の運河・日本の運河」


サムネイル:春期企画展「世界の運河・日本の運河」

運河は、田畑に灌漑するため、また物資を輸送するために古くからつくられてきました。現在はその重要性や必要性については不明瞭なものが多くなっていますが、私たちは先人の開削した運河(水路)の恩恵を受けて生活しており、運河は人の知恵と努力の見出せる歴史的遺産でもあります。

  • 期間:平成24年3月10日(土)~5月6日(日)
  • 場所:本館1階 第2展示室

[見沼通船堀閘門開閉実演のようす]
★通船堀の実演は紹介のみです。実際の実演は毎年8月に、さいたま市教育委員会により現地で開催されています。


plan120310-unga2.jpg

この企画展では、(1)荒川と関係の深い見沼代用水と通船堀、(2)荒川放水路の工事を指揮した青山士の原点であるパナマ運河を2大柱として、それらを地図やジオラマを用いて紹介します。また世界の運河や日本の運河が誕生した歴史的背景やそれを支えた技術について紹介します。





[パナマ運河の閘門を通過する大型船舶]


■展示内容■
○ 関東の地形と水事情
  特に江戸時代からどのように水にまつわる状況が変化してきたのか、地図を使って解説します

○ 見沼代用水と通船堀
見沼代用水が生まれた背景や国指定史跡となった通船堀について模型を用いて解説します

○ パナマ運河
  パナマ運河の歴史や現在の運河の様子、またパナマ共和国について紹介します

○ 世界の運河の歴史と技術
中国・ヨーロッパの運河を中心に世界の運河を紹介します

○ トピック:世界で活躍した日本人-スエズ運河の拡幅工事
日本の建設会社が関わった世界有数の運河スエズ運河の拡幅工事について紹介します

○ 日本の運河
京都の琵琶湖疎水をなど、日本の運河を紹介します


■関連イベント■
○ 関連講演 「荒川に関わった技師たち~近代・青山士と江戸期・井澤弥惣兵衛~」
日時:2012年4月21日(土)
講師:高崎哲郎 氏
場所:川の博物館本館 ふれあいホール
内容:荒川流域住民の生活に大きく貢献した二人の技師を通して荒川の治水・利水についてお話します。
費用:無料(入館料のみ)
定員:80名
申込:開催日一ヶ月前より受付ます。電話・ファックス・Eメール(住所・氏名・電話番号明記)にてお申込ください。

○ 立ち寄り講座「見沼通船堀通船実験」
日時:2012年春休み期間とGW期間 終日
内容:国指定史跡になっている見沼通船堀は、昔どのようにして船を通していたのか、そのしくみを、実験装置をつかって学びます。
場所:川の博物館本館1階ワークショップ
費用:無料(入館料のみ)

他に、運河建設を支えた日本の土木技術者たちについて紹介する映画を上映します。日程はお問い合わせ下さい。
 

■協力■ (敬称略・順不同)
エジプト大使館 文化・教育・科学局/大阪市建設局/岡山市教育委員会/小樽市総合博物館/京都市上下水道局/国土交通省 関東整備局 荒川下流河川事務所/国土交通省 関東整備局 利根川下流河川事務所/五洋建設株式会社/さいたま市立浦和博物館/大成建設株式会社/流山市立博物館/野田市郷土博物館/パナマ大使館/船の科学館・海と船の博物館ネットワーク/山中金三/British Waterways/EuroCanals/Monique Balvay/Fiona Mann/Richard Cooper/Inland Waterways International

※この企画展は日本財団の助成を受けて行うものである。