展示の紹介

土壌モノリス展~日本の土・世界の土


サムネイル:土壌モノリス展~日本の土・世界の土

企画展のタイトルにある、モノリスとはなんだろう?と思う方が殆どかもしれません。モノリスは英語で書くとmonolithで、直接的には「一枚岩」という意味であり、石柱や記念碑を指すときに使われることもあります。地面に穴を掘り、現れた垂直の断面を土壌断面というのですが、その姿をそのまま取り出して一枚の板のようにした標本を「土壌モノリス」あるいは「土壌モノリス標本」といいます。
土は、私たちの足もとにあって、陸地の殆どを覆っています。土壌とその下にある'地層'との大きな違いは、土壌には生き物が関わっていることです。土壌は、微生物や動物、植物、水、太陽などが関わって数千年をかけて形成されます。
日本では土壌の厚さは1~2mですが、地球全体の平均では20㎝ほどと言われています。地球の大きさと比べると、薄い膜のような土壌ですが、その土壌が植物を育て、地球上の生き物を支えています。普段はなかなか目にすることのない足もとの土壌ですが、この企画展ではその大切さ、おもしろさを、土壌の断面標本「モノリス」で伝えます。

  • 期間:2012年5月26日(土)~6月24日(日)
  • 場所:川の博物館 第二展示室


■展示内容■
20120526_monolith2.jpg ○ 土って何だろう?
  大きな標本を用いて、まずは土の世界へいざないます。

○ 土の様々な顔つき
土にも色々な種類があります。まずは土の様々な顔つきを眺めてみてください。

○ 土のでき方、見かた
  標本や写真を使って、土のでき方や見方について解説します。
地元寄居町の土も紹介します。

○土の種類
植物や動物が分類されて種の名前がついていることはご存知かと思いますが、実は土にも名前がついているんです。日本の土の種類を紹介します。

○ 土壌薄片&生き物コーナー
土壌をさらに薄く切って土のミクロの世界を覗く土壌薄片を展示します。
また土の中の生き物を紹介します。

○珍しい土・貴重な土
そして土にも「貴重なもの」があり、珍しいものもあります。
そんな土を紹介します。

○ 世界の土
ロシア、フィリピン、ブータンなど、他の国の土壌を紹介します。

かわはく近くの水田土壌(寄居町)


■関連イベント■ 20120526_monolith3.jpg
○イベント「あなたの足下(あしもと)大発見!①親子で土の観察」
日時:2012年5月27日(日)13:30~15:00
内容:土ができていく様子を、川の博物館施設内で観察します。
    室内で簡単な実験も行います。
場所:川の博物館本館2階講座室
費用:100円(保険料)
詳しくは、こちらをご確認ください。

○ 関連講演 「あなたの足下(あしもと)大発見!②土の世界」
日時:2012年6月17日(日)13:30~15:00
講師:川の博物館 館長 平山良治
場所:川の博物館本館 ふれあいホール
内容:川の博物館周辺や埼玉県内の土壌・世界の土壌について、
    当館館長がお話しします。
費用:無料(入館料のみ)
定員:80名

申込:各イベント開催日の一ヶ月前より受付ます。
電話・ファックス・Eメール(住所・氏名・電話番号明記)にて
お申込ください。

年代の異なる火山灰が降り積もって出来た土壌
(北海道別海町)

■協力■ (敬称略・順不同)
(独)農業環境技術研究所、東京農工大学農学部土壌学研究室