展示の紹介

1月企画展「魚(うお)のみち」


1月企画展「魚(うお)のみち」

 ダムや堰などの川の人工物が、魚など生き物の往来を妨げていることが問題視されています。その解決策のひとつとして「魚道」の設置が各地で試みられています。その役割、実例、問題点などについて紹介します。
左写真:利根大堰魚道(埼玉県行田市)

  • 期間:平成26年1月25日(土)~2月23日(日)
  • 場所:川の博物館 本館第2展示室

■展示紹介■
利根大堰魚道



 日本全国の河川では「魚道」の設置が試みられています。川にはそれぞれ個性があり、生息する生物も多種多様です。官民力を合わせ、工夫を重ね、試行錯誤を繰り返し、様々なタイプの魚道が開発されています。また、人の力も加わった市民参加の魚道づくりなど、全国各地の実例を紹介し、魚道について理解を深めていただく展示です。

 埼玉県の実例として、利根川の利根大堰魚道(行田市)では秋にたくさんのシロザケが産卵するために遡上します。魚道には観察窓があり、遡上するシロザケなど魚を観察できますが、実物と同じ大きさの大型映像を上映します。

▲写真:利根大堰魚道(埼玉県行田市)

明戸床止魚道  また、荒川の実例として川の博物館から最も近い魚道の六堰頭首工魚道(深谷市)、明戸床止魚道(深谷市)について、魚道を利用する生物を調査した記録を標本や写真などで紹介します。また、今後の課題なども掘り下げます。

■ここがポイント!■

◎利根大堰の魚道を遡上するシロザケを大型映像で観察しよう!
◎シロザケやニホンウナギが川と海を行き来する道のりをジオラマで体験してみよう!

▲写真:明戸床止魚道(埼玉県深谷市)


鳴鹿大堰魚道(福井県) ■協力■ (敬称略・順不同)

独立行政法人自然共生研究センター、東京学芸大学環境教育研究センター、 ミュージアムパーク茨城県自然博物館、埼玉県立自然の博物館、共和コンクリート工業株式会社、国土交通省近畿地方整備局、国土交通省荒川上流河川事務所、国土交通省渡良瀬川河川事務所、独立行政法人水資源機構、大阪府、あくあぴあ芥川、マルメロデザイン、菱和コンクリート株式会社
渡辺友美、吉冨友恭、本田隆秀、奈良義之




▲写真:鳴鹿大堰魚道(福井県永平寺町)