「泥染めに挑戦」イベント報告

体験教室「泥染めに挑戦」を9月11日(土)に行いました。当初は6月に予定されていましたが、コロナウィルス感染防止対策として中止になっていたものを、感染防止対策を施した上で再度計画し、実施することができました。

今回の「泥染め」は、土を媒染剤(ばいぜんざい)として用いる方法と、赤土を布に揉みこんで染める方法を試しました。

タマネギを煮出して染料にします。

布を入れてあたためます。木綿の布をしぼり染めにするため、ワゴムをかけています。

布を煮ている間に、赤い土をひたすら揉みこみます。土の手触りも感じながら♪

煮た布を取り出し、土に漬け込みます。使った土は畑の土(黒いさらさらした土)と田んぼの土(灰色っぽくねっとり)。

「染料につけて温める⇒媒染剤の土につける」を2回繰り返します。色がついてきたゾ・・・。

再び土に漬け込み・・・。

ジャーン。完成です。左から、田んぼの土、畑の土、赤土 で染めた布です。しぼりも綺麗に入りました!

「土」といっても様々あります。畑と田んぼの土は、色や手触りもちがいますが、土の成分も異なります。それを利用して染め分けることができました。

赤い土は南の暖かい場所で出来た土。関東では見ない土の色です。

泥染めを通して、土のことを少しでも知ってもらえたら嬉しいです♪

自然の土を使っているので、色は薄めですが、その風合いを楽しんでいただければと思います。

 

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。