「海苔づくり体験」を実施しました

4月11日(日)に、「海苔づくり体験」を実施しました。
本イベントは、4月18日まで開催中の春期企画展「海苔・川苔・のりのり!」の関連イベントとして実施しました。

海苔は日本人の誰しもが知っていますが、海苔が何からどうやって作られているかは、あまり知られていません。今回は、それを知ってもらおうと思いイベントを企画しました。

当初は2月中の実施を予定していましたが、緊急事態宣言に伴う臨時休館のため、日程を延期して実施しました。本来はノリの旬の時期に合わせて企画していたのですが、残念ながら4月はもうオフシーズンです…。材料の生ノリは、3月に(この時既にオフシーズンですが、体験用にと特別に提供してもらい)事前に取り寄せて冷凍保存しておきました。

まず始めに、生ノリを包丁で刻みます。包丁を両手に持ってトントンと、とにかく刻んで、刻んで…。2人ずつ交代で刻んでいきました。まな板の前に来ると、多くの方が「ノリの匂いがする」とつぶやき、会場中には海苔の香りが漂いました。

次に、海苔抄きです。まずは、水だけで練習します。升にすくい取った水を、バシャッと一気に木枠の中にあけます。

何回かの練習の後、やっと本番に。刻んだノリを溶いた水を升にすくい、練習と同じように木枠の中へあけていきます。ノリが跳ね返ったり、はみ出たりする時もあるけれど、みなさんなかなか上手く、枠の中に均一に広げられていました。

最後に、干し枠に海苔簾を固定して乾します。直射日光に当てないように海苔がついている側を裏にして乾します。

 

乾し上がった海苔は、後日参加者の方へ郵送しました。

※手洗い・消毒等、感染症対策をしたうえで実施しました。