展示のご案内令和6年度 特別展「自然の“国宝”展~天然記念物からみた埼玉の自然~」

令和6年度 特別展「自然の“国宝”展~天然記念物からみた埼玉の自然~」

令和6年度 特別展「自然の“国宝”展~天然記念物からみた埼玉の自然~」

開催中企画展示

2024年7月6日(土)〜2024年9月1日(日)

場所:本館第2展示室およびリバーホール

はじめに

 県内には、特別天然記念物「田島ケ原サクラソウ自生地(さいたま市)」「牛島のフジ(春日部市)」「御嶽の鏡岩(神川町)」が所在します。また、埼玉県は、所在地の地域を定めない(種指定)特別天然記念物「カモシカ」の主な生息地に含まれるため、計4件の自然の“国宝”があります。これらは埼玉の地形の成り立ちや、そこに息づく動植物を特徴づける存在です。              埼玉の特別天然記念物

 

ようこそ!めくるめく自然の“国宝”の世界へ

特別天然記念物には、動物、植物、地質鉱物のほかに、天然保護区域(保護すべき天然記念物に富んだ代表的一定の区域)の指定があり、いずれも世界に誇るべき日本の宝です。全国で75件指定されている自然の“国宝”こと特別天然記念物を、タンチョウやライチョウをはじめとする特別天然記念物の動物の剥製とともに紹介し、文化財保護制度の仕組みを、表などを交えてわかりやすく解説します。

守れ!天然記念物

 県内に所在する天然記念物を荒川の各流域と地質分野に分けて紹介します。特に地質分野では、所蔵されている県立自然の博物館以外では初公開となる「オガノヒゲクジラ頭骨化石」や「チチブサワラ骨格化石」などの化石5点を展示します。
天然記念物に指定されている動植物の中には、人の手が加わることで守られているものや、減少の危機に瀕しているものがあります。そうした天然記念物を守り、次世代に遺そうとする活動を、歴史資料や写真を通じて紹介します。      国指定天然記念物 古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群 (埼玉県立自然の博物館所蔵)

 飼育展示として、本館リバーホールに「ムジナモ」「ムサシトミヨ」「ミヤコタナゴ」を展示します。合わせてこれらの生態と保護活動について紹介します。

 

国指定天然記念物ミヤコタナゴ

「ニク」とよばれた自然の“国宝”、カモシカ

特別天然記念物のみならず天然記念物の象徴的な存在であるカモシカは、過去狩猟によって数を減らし、昭和30年に特別天然記念物に指定されました。カモシカをどのように利用してきたかを現在に伝える県指定有形民俗文化財や歴史資料とともに、カモシカと私たちとの関わりの歴史を解説します。あわせて、現在では順調に数を回復しているカモシカを取り巻く問題を、最新の「埼玉県カモシカ生息調査事業」の調査結果とともに紹介します。また、中国から日本に初めてやってきたパンダ(カンカン)の剥製を展示し、その返礼品として中国に渡った2頭のカモシカについても紹介します。

県指定有形民俗文化財 合角ダム水没地域の民俗資料のうち「火薬入れと玉入れ」  (小鹿野町教育委員会所蔵)

日本に初めてやってきたジャイアントパンダ「カンカン」の剥製(多摩動物公園所蔵)

シラコバトから埼玉の歴史がみえる 

 「越ヶ谷のシラコバト」として国指定天然記念物に指定されているシラコバト。実は、江戸時代に「斑鳩(いかるが)」と呼ばれ、ペットとして持ち込まれたものが関東近辺に定着した外来種です。なぜ外来種のシラコバトが天然記念物に指定され、県のシンボルにもなっているのでしょうか?シラコバトの保護に深く関係していた江戸時代の鷹狩の歴史とともに、かつて「斑鳩」と呼ばれた鳥なども剥製標本を展示し、紹介します。              大名鷹狩絵巻(川の博物館所蔵)

県内某所にて確認されたシラコバト

文化財でなくとも遺したいもの

 私たちの身の回りには文化財に指定されていなくとも、後世につないでいきたいものがたくさんあります。秩父市の合角ダムの建設によって水没した地域の調査資料を中心に紹介します。

 

<限定グッズ販売>

特別展の開催に合わせ、期間限定・個数限定でグッズを販売します!展示をご覧になった後は、ぜひお買い求めください。

◆オリジナル手ぬぐい

埼玉の天然記念物がデザインされた手ぬぐい。寄居町の染物屋さん「きぬのいえ」による“手染め”で丁寧に作られています。

販売価格:1枚1,500円

◆ガチャ缶バッジ

デザインは8種!どの天然記念物が当たるかはお楽しみ。特設ガチャコーナーにて販売します。

◆記念絵葉書

特別天然記念物「カモシカ」の絵葉書。

販売価格:1枚100円

◆展示解説書(図録)

家でも特別展を楽しむことができる図録も販売します。
販売価格:1冊1,100円

関連イベント

展示解説(特別展)

開催日時:7月7日(日) ~、8月17日(土) ~

本展示を企画・監修した学芸員が展示の見どころ、ポイントを解説します。

イベントの詳しい情報へ

講演会「天然記念物の化石たち」

開催日時:7月28日(日) 10:00~11:00

パレオパラドキシアやカルカロドン メガロドンなどの化石を紹介し、埼玉の大地の成り立ちを解説します。

イベントの詳しい情報へ

埼玉県立川の博物館

〒369-1217 埼玉県大里郡寄居町小園39

048-581-7333

休館日
月曜日(祝日・振替休日・県民の日・夏休み期間は開館)
年末年始(12/29~1/3)
施設整備の集中保守点検に伴う臨時休館有り
営業時間
通常期 9:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで
夏休み期間
[平日]9:00~17:00
[土・日・祝・8/11~8/15]9:00~18:00
入場料
一般410円(240円) 学生200円(120円) 中学生以下無料
※()内は団体料金
※荒川わくわくランドとアドベンチャーシアター観覧は別料金
駐車場
あり(普通車:300円 バス:1030円)