施設のご紹介

川とともに生きる、さまざまな情報、体験がいっぱい

荒川わくわくランド

治水、利水の学習ができる
ウォーターアスレチック施設

オリジナル遊具にチャレンジしながら、水の科学的性質(流力・浮力・圧力・抵抗)や治水、利水の学習ができるウォーターアスレチック施設です。
※改修を予定しているため、遊具の一部利用を制限させていただいております。
(改修時期は未定です)

シンボルの岩山から流れ落ちる滝を最上流として流れを作り、ここに流水の力を用いたアイテムが設置されています。流れの水は北側の池にため、水の浮力を用いたアイテムなどをデッキで結んでいます。池の水は北側の堀に流れ落ち、カスケードを作っています。

利用料金 高校生以上 210円 中学生以下 100円
対象年齢 4歳以上
開園期間 春分の日~11月中旬まで(冬季は閉園)
定員 120名

*障がい者の方は障害者手帳等を提示していただくことで、荒川わくわくランド利用料金が無料になります。また、介護者1人も無料になります。

時間 チケット販売
開始時間
第1回 9:30 〜 10:20 9:00〜
第2回 10:40 〜 11:30
第3回 11:50 〜 12:40 9:00〜
第4回 13:00 〜 13:50
第5回 14:10 〜 15:00 9:00〜
第6回 15:20 〜 16:10
※第7回 16:30 〜 17:20 9:00〜

※第7回は、7/21~8/31の土・日・祝日と8/11~8/15のみとなります。

岩山から流れ落ちる滝(最上流)

スイスイアメンボ、ふらふらフロートなど

荒川わくわくランドご利用時のおねがい

  • 本施設はプールではございませんので、着衣の上ご利用ください。ただし、濡れる可能性がありますので、必ず着替えや履き替え用の靴などをお持ちください。
  • 危険防止のため、履き物を履いてのご利用となります。
    サンダルは、かかとの留まるものをご利用ください。
    素足での利用は、ご遠慮いただいております。
  • 園内での飲食・喫煙はご遠慮いただいております。
    ただし、熱中症予防のため、ペットボトル・水筒などの蓋のできる飲み物は、お持ち込みいただけます。
  • 「荒川わくわくランド」の猛暑対応について
    近年、異常気象による猛暑が続いております。
    夏の時期、多くの来館者の皆さまが屋外施設である「荒川わくわくランド」を利用されています。このため、当館では、利用される皆さまの健康を守ること、猛暑対策及び熱中症対策として、高温が想定される状況につきましては利用時間の変更を行う場合がございます。
    ご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。

アドベンチャーシアター

川面から、空から、スリリングに
川を下る疑似体験ができます

大画面に連動して座席が動くバーチャルシアターです。かわせみ号に乗って、川面から、空からの荒川やライン河などのスリリングに川を下る疑似体験をお楽しみください。

利用料金 高校生以上 430円 中学生以下 210円
対象年齢 4歳以上
定員 各回44名

*障がい者の方は障害者手帳等を提示していただくことで、アドベンチャーシアター利用料金が無料になります。また、介護者1人も無料になります。

座席が振動しますので、危険防止のため、次の方のご利用はご遠慮ください。

4才未満の方、体調不良の方、乗り物酔いしやすい方、心臓疾患のある方、高血圧の方、脊椎・首・腰等に障がいのある方、妊娠している方、座席に一人で座れない方

上映時間

●通常期(9月~6月)
回数 時間 プログラム
1 9:30〜 ライン河
2 10:00〜 荒川
3 10:30〜 荒川
4 11:00〜 荒川
5 11:30〜 荒川
6 12:00〜 荒川
7 12:30〜 ライン河
8 13:00〜 荒川
9 13:30〜 荒川
10 14:00〜 荒川
11 14:30〜 荒川
12 15:00〜 荒川
13 15:30〜 荒川
14 16:00〜 ライン河
15 16:30〜 荒川
●夏季(7月~8月)
回数 時間 プログラム
1 9:20〜 荒川
2 10:00〜 ライン河
3 10:40〜 荒川
4 11:20〜 荒川
5 12:00〜 荒川
6 12:40〜 ライン河
7 13:20〜 荒川
8 14:00〜 荒川
9 14:40〜 荒川
10 15:20〜 荒川
11 16:00〜 ライン河
※12 16:40〜 荒川
※13 17:20〜 荒川

※12回、13回は、7/21~8/31の土・日・祝日と8/11~8/15のみ上映となります。

上映プログラム

● 荒川 森と海を結ぶ旅・・・約20分

荒川の源流域に降った「一粒の水」の視点で、荒川の源流域から東京湾までの173kmを旅します。
荒川流域の動物・植物・地形などの自然、歴史や祭りに出逢うことで荒川を知ることができます。
映像に連動してライド(乗り物・座席)が動き、荒川の流れや空からの眺めを疑似体験できるシアターです。
源流から東京湾まで、173kmの荒川の旅をお楽しみください。


● ライン河1320㎞の旅・・・約30分

ライン河はヨーロッパを流れている川です。ライン河の源はアルプス山脈の雪解け水で、スイス、オーストリア、リヒテンシュタイン、フランス、ドイツ、オランダの6ヵ国を流れて、大西洋へとそそぎます。荒川とライン河の水源はほぼ同じ高さにありますが、ライン河は荒川の長さの7倍以上ある国際河川です。いろいろな違いはありますが、どちらも昔から人との重要な関わりがありました。

「ライン河1320㎞の旅」では、ラインの精霊に導かれ、アルプスの源流から河口まで、6ヵ国を通って海に注ぐ、スケールの大きなライン河の旅が楽しめます。

*上映プログラムは変更になる場合がございます。
*各上映回ごとに、定員になり次第、チケット販売を締切ります。

本館第1展示室

荒川と人々のくらしとの関わりが
メインテーマの屋内展示

本館第1展示室は常設展示で、「荒川と人々のくらしとの関わり」をメインテーマにしています。パノラマ映像「あさぎ」の上映や、鉄砲堰実演、荷船解説、船車解説などのイベントを毎日開催。回遊型スロープでも様々な展示を行っています。

展示室は大きく2つのゾーンに分けられています。

第1ゾーンは、荒川の5流区を環境造形して、実際に水を流し、鉄砲堰、船車、荷船などの大型復元模型を設置しています。時代として、近代を設定しています。
ここでは、実際に乗ったり動かしたり、あるいは展示資料に自由にふれることができます。また、これらの造形は解説や演示の舞台にもなります。

第2ゾーンは、今日的な川の抱える諸問題を考えるゾーンで、荒川にちなむ信仰、水の浄化、治水などのテーマ展示と、川と水の科学を実験したり、水の性質を体感できるワークショップからなっています。

南側壁面には大型パノラマスクリーンがあり、定刻に「あさぎ」が上映されるとともに、解説や演示とあいまった映像(鉄砲堰・荷船)が上映され、劇場型の展示空間になっています。

本館内映像上映・イベント開始時刻

パノラマ映像「あさぎ」上映(約12分) 鉄砲堰実演イベント(約15分) 荷船解説イベント(約8分) 船車解説イベント(約5分)
1 10:00 10:20
2 11:00 11:20
3 12:00 12:20
4 13:00 13:20 要望により
5 14:00 14:20 開催
6 15:00 15:20
7 16:00 16:20
8 ☆17:00 ☆17:20

*☆印は夏休み期間の土・日・祝日と8/11~15のみ実施します。
*開始時間は都合により変更になる場合があります。

鉄砲堰の放水実演

船車

荷船解説

本館第2展示室

川に関する文化や自然などをテーマに
企画展示

本館1階の第2展示室では、川に関する文化や自然など個別のテーマを設定し、年数回の企画展・特別展を開催しています。

開催中・開催予定の企画展・特別展

埼玉の母なる川、荒川。主に東京都内を流れている、現在の荒川最下流部は、東京の街を荒川の水害から守るために開削された人工の水路(荒川放水路)です。明治43年の大洪水が最終的な契機となって開削された荒川放水路は、令和6年(2024)10月12日に通水から100年を迎えます。本企画展では、荒川放水路建設の経緯や放水路と共に整備された岩淵水門、そして放水路周辺の自然環境を紹介し、荒川の治水・防災・歴史・自然環境について改めて見つめ直します。

期間:9月21日(土)〜12月1日(日)

場所:本館1階 第2展示室

この企画展示の詳細へ

荒川大模型173

日本一の模型でガリバー体験

荒川の源流(甲武信岳)から河口(東京湾)までの流れと本流沿いの地形を1000分の1に縮小して表現した大パノラマ。人気の「ガリバーウォーク」も随時開催しています。

荒川の源流(甲武信岳)から河口(東京湾)までの流れと本流沿いの地形を1000分の1に縮小して表現したもので、ガリバーになったような気分で地形学習ができます。
「173」は、一級河川荒川の長さが173kmであることから名づけられました。

ガリバーウォーク

川の博物館では、荒川大模型173の展示解説を行っています。その名も「ガリバーウォーク」。
1000分の1の大きさで作られた荒川の大模型を、様々な解説を聞きながら、源流点から河口までガリバー気分で歩きます。所要時間は30分です。
お申込み方法など詳しい情報は、こちらをご覧ください。

学習支援|ガリバーウォーク

ボランティアによるガリバーウォーク

荒川大模型173の仕様
模型の仕様
模型本体はGRC等高線仕上げ。
コンタ処理:山地部は10mコンタ(水平:垂直=1:1.2)
平野部は4mコンタ(水平:垂直=1:1.5)
模型上の工作物
荒川にかかる150余りの橋、鉄道、駅、河川管理施設などはステンレス製縮小模型を設置。ポイント指示:源流点、荒川起点、0km地点、河口(−4km地点)
解説
陶板製の解説板が設置されている。

  • ・総合案内板 1基
  • ・5流区(源流域、河岸段丘域、扇状地域、人工河川域、都市河川域)ごとに説明板と補助板
その他
  • ・縁石に距離表示(起点・河口からの距離)
  • ・市町村名を表示

荒川の中流域

源流点付近と総合案内板

荒川河口付近

川幅日本一 2,537m

大水車

日本一の大きさの「大水車」

仕様
水車の形式 胸掛け水車
水輪の直径 24.2m
水輪の幅 1.9m
水輪の材質 ヒノキ
バケット個数 64個
バケット容量 約0.1立方メートル
架台(柱脚) 鉄筋コンクリート造レンガ貼り

大水車は1997(平成9)年8月1日、「さいたま川の博物館(現在の埼玉県立川の博物館(以下かわはく))」の開館に合わせて作られました。直径は23m、回転所要時間が約1分、日本一の大きさを誇りましたが、2004(平成16)年に岐阜県で直径24mの大水車が完成し、「日本第2位」の大きさとなりました。

2015(平成27)年、大水車の木部に老朽化を原因とする腐食が生じ、一部が破損するなど、危険な状況となったことで回転を停止。

2017(平成29)年、大水車は20年目を迎え、改修工事が行われることになり、2019(令和元年)7月に直径24.2mの日本一の大水車が完成しました。

before

平成の大水車(2015年5月)

after

令和の大水車(2019年7月)

 

水車小屋広場

水車が生み出すエネルギーの
メカニズムを学習

埼玉県にかろうじて残っていた水車2棟を敷地内に復元。実際に水の力で動く水車が生み出すエネルギーのメカニズムを学習できます。また、広場には発電用のフランシス水車も展示しています。

皆野のコンニャク水車

皆野町下日野沢で昭和35年頃までコンニャクのアラコ挽きに使用されていた水車です。荒川の支流である日野沢川から水を引いて上掛けで水車を回していました。鉄製の水輪は直径が7.3mあります。覆屋は昭和建築風の新築で、原状とは異なっています。

東秩父の精米水車

東秩父村大内沢で昭和20年頃まで稼働していました。その後、花園町の旧家で庭園の一部として保存されていました。本来は上掛け式ですが、敷地の関係で胸掛け式にしています。

渓流観察窓

魚の泳ぐ姿やエサを食べる様子を観察

段丘地形の落差を利用して掘られたトンネルの脇に設置した水槽(間口9m、奥行最大3.6m、水深1.2m)に、荒川上流域の渓谷が造形してあります。トンネル側に開口した間口7.4m、高さ1.75mの窓から、ヤマメやイワナの泳ぐ姿を観察することができます。

ここで見られる魚は、イワナ、ヤマメ、ウグイ、アブラハヤなどです。

毎日、10時と15時30分には、職員による魚のエサやりを行います。魚がエサを食べる様子を間近に観察することができます。
また、毎週土・日曜日と祝日には、「魚のエサやり体験」を開催しています。大水槽の上から、魚にエサをあげることができます。(10時と15時30分の2回、各回先着5組)

大水槽

小型水槽

大陶板画「行く春」

重要文化財の川合玉堂「行く春」

本館外壁に、川合玉堂の筆になる重要文化財「行く春」(六曲一双屏風)を、長さ21.6m、高さ5.04mの大陶板画(信楽焼)にして展示してあります。屋外に展示した日本画の大型美術陶板としては、日本一の大きさです。

「行く春」は、大正5年(1916年)に長瀞・寄居方面を訪れた玉堂が、荒川に浮かぶ船車(ふなぐるま)をモチーフに描いた傑作で、第10回文展出品作です。
現在は東京国立近代美術館が所蔵し、重要文化財に指定されています。

川合 玉堂

川合 玉堂(かわい ぎょくどう)
1873年(明治6年)11月24日 – 1957年(昭和32年)6月30日

日本の明治から昭和にかけて活躍した日本画家。本名は川合芳三郎(かわいよしさぶろう)。
日本の四季の山河と、そこで生きる人間や動物の姿を美しい墨線と彩色で描くことを得意とした。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「行く春」(1916年、紙本彩色六曲一双屏風、東京国立近代美術館所蔵、重要文化財)

噴水広場

美しい水のアートを創る噴水群

美しい水の造形を作り出すリング噴水・ピーコック噴水・フォグ噴水、音が鳴る「音楽噴水」、その横には「たきたき島」と「ちゃぷちゃぷ島」が設置され、夏期には親水施設としてご利用いただけます。

ちゃぷちゃぷ島とたきたき島

「ちゃぷちゃぷ島」と「たきたき島」は4歳未満のお子様を対象とした施設です。いずれもくるぶしくらいまでの水がはってあり、中で自由に遊ぶことができます。ちゃぷちゃぷ島には中にすべり台が一台あります。たきたき島は水が上から滝のように流れてくる場所があり、その水しぶきを楽しむことができます。

ちゃぷちゃぷ島

たきたき島

音楽噴水

「音楽噴水」は、鍵盤を踏むとピアノの音が鳴り、噴水が上がります。

音楽噴水

たきたき島の滝

荒川情報局

河川や水とくらしに関する
さまざまな情報を提供しています

パソコンやビデオ、図書などにより、河川や水とくらしに関するさまざまな情報を提供しています。
パソコンは誰でも簡単に操作することができます。

パソコンからは「かわはくガイドマップ」「かわはくクイズ」「川の防災対策」等が利用できます。見てみてビデオコーナーでは、川に関するビデオを見ることができます。昭和20〜30年代のニュース記録などもあります。

川の小さな図書館と荒川の昔話

モニター上で、かわはくクイズや図書検索、荒川の昔話の閲覧ができます。

かわはくガイドマップ

かわはくの敷地全体のマップが見られます。選択すると各場所の詳細が見られます。

かわはくクイズ

かわはくのクイズに挑戦できます。

やってみよう!川の防災対策

台風が上陸して洪水が発生する場合の防災対策を選択します。防災対策の重要性をゲーム感覚で学べます。

レストハウス

大水車を望むレストラン、団体利用可能の
休憩ホールでくつろぎの時間を提供しています

100名の団体も利用できる休憩用のホール、客席数90席の大水車を望むレストランがあります。
※2024年4月23日リニューアルオープン!

休憩ホール

休憩用のホールで、自動販売機が設置されていて飲食もできます。100名が利用でき、団体・グループでの休憩もできます。
壁面には、周辺のガイドマップ「ぶらり荒川道草マップ」を展示しています。

レストラン「ウォーターミル」

客席数90席の大水車を望むレストランです。

営業時間 11:00 ~ 16:00(通常)
(ラストオーダー 15:30)

レストランメニュー

※レストランに関する各種お問い合わせは、右の電話番号までお願いいたします。

048-580-2525