酒づくりの技法~一糀、二酛、三造り~
酒づくりの技法~一糀、二酛、三造り~
開催中蔵出しコーナー
2023年10月2日(月)〜2024年2月3日(土)
場所:本館第1展示室
実りの秋に美味しい和食と共に味わいたい「日本酒」。
その日本酒の歴史は古く、奈良時代にはすでにカビが生えた米を使った酒づくりが行われていたようです。現在の酒づくりの工程は「一糀(こうじ)、二酛(もと)、三造り」が基本となっており、蒸し米に①コウジカビを生やした米(もやし)をまいて糀を作り、②糀に水と酵母(サッカロミセス・セレビシエ)を加えて酛を作り、③酛にさらに水・糀・蒸し米を加えて醪(もろみ)を作り、これを絞ることで新酒が完成します。
今回は、昔ながらの酒づくりを支えた道具の一部を工程ごとにご紹介します。同時期に開催されるスロープ展「驚異の小窓~あなたの知らないカビの世界~」では「発酵に関わるおいしいカビ」のコーナーにて、コウジカビや酵母以外の発酵食品(豆腐ようやブルーチーズなど)の製造に関わるカビも紹介しています。ぜひ、あわせてご覧ください。

一番左が食用米、その他は酒造好適米(さけ武蔵)。玄米(左から2番目)と、精白米(それぞれ左から精米歩合50%と35%、主に吟醸酒~大吟醸酒に用いられる)。
提供:埼玉県産業技術センター北部研究所

ブンジやカザラ、暖気樽(だきだる)や狐桶(きつねおけ)など、ユニークな呼び方をする酒づくりの道具も展示
〒369-1217 埼玉県大里郡寄居町小園39
048-581-7333
- 休館日:
- 月曜日(祝日・振替休日・県民の日・夏休み期間は開館)
年末年始(12/29~1/3)
施設整備の集中保守点検に伴う臨時休館有り
- 営業時間:
- 通常期 9:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで
夏休み期間
[平日]9:00~17:00
[土・日・祝・8/11~8/15]9:00~18:00
- 入場料:
- 一般410円(240円) 学生200円(120円) 中学生以下無料
※()内は団体料金
※荒川わくわくランドとアドベンチャーシアター観覧は別料金
- 駐車場:
- あり(普通車:300円 バス:1030円)