展示のご案内特別展「うんち・糞・フンⅡ」

特別展「うんち・糞・フンⅡ」

終了企画展示

2023年7月8日(土)〜2023年8月31日(木)

場所:本館第2展示室

 

生きものにとって、食べることは命を保つために欠かせません。そして食べると出さなければならない糞(フン、つまりうんち)は臭くて汚いというイメージで、目をそむけてしまうのではないでしょうか。しかし、野生動物のフンを調べると、その生きものの生態を知ることができ、フンは大切な情報です。また、フン(うんち)は身体の状態を知るバロメーターになります。さらに、フンは人の生活の中で活用されてきており、私たちの暮らしと切っても切れない関係にあります。

本展示で、フンのことを知り、ただ「汚い」のではなく、観察する面白さ、大切さを知っていただければ幸いです。

展示構成

色々なフン

ここでは、ゾウやキリンなど体が大きい草食動物、ライオンやチーターなど肉食動物のフン、人、タヌキ、キツネなど中くらいの動物のフン、ネズミなど体の小さな動物のフン、虫たちのフン、鳥のフンなど様々な生きものたちのフンを、その剥製や写真と共に展示します。

アフリカゾウとそのフン

 

 

 

 

フンは動物がいた証拠

野外で見つけられるフンを紹介します。また、フンの中身を調べてだれが落としていったフンなのか、推理した調査も紹介。

 

これはだれのフンでしょう?

 

 

フンを利用する生きもの

生きものの中には、フンを食べたり、幼虫のエサにしたりするものもいます。日本にもいるフンコロガシの仲間やフンの汁を吸うチョウ、見た目がフンにそっくりな生きものなどを紹介します。

人とうんち

人とうんちの切ってもきれない関係をみてみます。平安時代に描かれた「餓鬼草紙」、うんちから生まれた神様のお話、うんちを使ったおまじない、薬になったフン、畑の肥料になった糞尿のことなどを紹介します。

 

この企画展は当館の姉妹館である埼玉県立自然の博物館の平成27年度特別展「うんち・糞・フン ~ダンゴムシからゾウまで~」の第二弾として開催します。前回の展示を見たよ、という皆さんも是非お待ちしております!

うんちでおしりあい企画

「うんち」をテーマとした企画展は、この夏、ミュージアムパーク茨城県
自然博物館でも開催されています。そこで、『うんちでおしりあい企画@埼玉県かわはく×茨城県自然博 ~うんちをきっかけに新たな博物館とお知り合いになろう~』というコラボイベントを企画しました。

当館とミュージアムパーク茨城県自然博物館の企画展示室には、コラボイベントの参加用紙が置いてありますので、いずれかの館でその用紙をもらって、もうひとつの館の展示室を訪れてみてください。それぞれの館のオリジナルプレゼントがもらえます。また、もうひとつの館に行くと答えられるクイズも用意していますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。詳細は展示室で!

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埼玉県立川の博物館

〒369-1217 埼玉県大里郡寄居町小園39

048-581-7333

休館日
月曜日(祝日・振替休日・県民の日・夏休み期間は開館)
年末年始(12/29~1/3)
施設整備の集中保守点検に伴う臨時休館有り
営業時間
通常期 9:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで
夏休み期間
[平日]9:00~17:00
[土・日・祝・8/11~8/15]9:00~18:00
入場料
一般410円(240円) 学生200円(120円) 中学生以下無料
※()内は団体料金
※荒川わくわくランドとアドベンチャーシアター観覧は別料金
駐車場
あり(普通車:300円 バス:1030円)